追手門学院大学、在学生向け大学公式アプリをリリース

追手門学院大学は2023年9月1日、在学生向けの情報提供や問い合わせへの対応などができる大学公式アプリ「OIDAIアプリ」をリリースした。今後、入学前の学生や卒業生向けの機能も拡大していくという。

同大学は教育DXに取り組んでおり、切れ目のない一元的なコンタクト機能を整備して、生涯にわたって学び続ける機会を提供していこうと、デジタルを活用する態勢を整備している。今回、その第1弾として、「OIDAIアプリ」をリリースした。

アプリには学生向けの全ての情報ポータル(窓口)機能が備わり、時間割や大学からのお知らせを閲覧できるほか、個人のスケジュール管理、履修登録も可能。教員とのコミュニケーション機能もある。

学生から問い合わせを受付ける窓口もアプリ上に集約して、よくある問い合わせについてはFAQで対応してもらうなど、窓口を訪れなくてもデジタル上で問い合わせが完結する仕組みを整備した。大学では、2023年4月から処理業務と窓口対応を一元的に担う「O&Cセンター」を立ち上げており、アプリとも連携させながら、あらゆる手続きや業務のデジタル化を進めていく。

アプリの機能も今後、学生の声も反映しながらバージョンアップを重ね、「アプリを学生生活のハブとして展開していく」としている。

また、大学はアプリの導入と合わせて、学内のあらゆる情報を集約する統合データベースの構築もスタートさせた。入学から卒業後までを管理し、学生の学びの高度化にもつなげていく。

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入学前から卒業後までの学生の体験価値向上を目指し
第一弾 在学生向け「OIDAIアプリ」をリリース