近畿大学、2022年4月に「情報学部」を開設――産官学連携で先端IT人材の育成を目指す

近畿大学は2021年3月12日、同校で15番目の学部となる「情報学部」を2022年4月に新設すると発表した。開設場所は東大阪キャンパス。新学部の設置は2016年以来6年ぶりだという。

近年、ビッグデータやIoT、人工知能といった先端技術に携わる先端IT人材の不足が深刻な問題となっている。情報学部では、こうした社会のニーズに応えるため、産官学連携で先端IT人材の育成を目指す。

情報学部には、知能システムコース、サイバーセキュリティーコース、実世界コンピューティングコースの3コースを設置する予定だ。定員は330人で、2年次よりコース分けがある。

学部長には、ソニー・コンピュータエンタテインメントの元代表取締役会長で、家庭用ゲーム機「プレイステーション」の開発者である久夛良木 健(くたらぎ けん)氏が就任する。

なお、情報学部は理工学部情報学科を母体として開設するため、2022年4月に理工学部でも改編を実施する。具体的には、理工学部電気電子工学科をエネルギー物質学科と電気電子通信工学科の2学科に改編し、情報学科を情報学部として独立させるとしている。

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