算数と数学の実用的な技能を測る「実用数学技能検定」（数学検定・算数検定）を運営している日本数学検定協会は2022年10月3日、数検の2023年度の検定日を公表した。個人受検は3回、団体受検は17回行われる。
数検には「個人受検」「団体受検」「提携会場受検」の3つの受検方法がある。個人受検は全国47都道府県の主要都市で実施され、受験会場は同協会が用意する。団体受検は、学校や学習塾、企業などが独自に会場を用意する受検方法で、提携会場受検は同協会と提携した機関が会場を設置する。
協会によると、2023年度の個人受検は2022年度と同様、4月と7月、10月の計3回実施。実施されるのは1～8級の試験と「かず・かたち検定」で、9～11級は個人受検では受けられない。また、1級は個人受検のみとなる。
団体受検は2022年度同様、5月以外のすべての月で実施され、計17回。準1級～11級と、かず・かたち検定を受けられるが、検定日や団体によって受検できる階級は異なる。
提携会場受検は年12回程度の日程の中から、提携機関が日時や会場を任意に設定する。受験できるのは準1級～11級だが、団体受検と同じく検定日や検定機関によって異なる。提携会場受検の日程は、今後、協会の公式Web サイトで公表される。
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