京都大学、奨学金申請中の在学生を対象に奨学金相当額の採用前貸与を実施

京都大学は2021年5月24日、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により早期にお金が必要となった学生に対して、奨学金相当額の採用前貸与を実施すると発表した。同大学に在学中で、日本学生支援機構が実施する2021年度在学定期採用の一次募集における第二種奨学金の申請者を対象に、学生が希望する第二種奨学金の1カ月分相当額を貸与するという。

提出書類は貸与に関する契約書と日本学生支援機構への申出書の2種類だ。いずれも教育推進・学生支援部学生課奨学掛で配布し、提出もここで受け付けている。保証人は不要。提出期限は、奨学金採用月が2021年7月の場合は6月24日、奨学金採用月が2021年8月の場合は7月21日までとなる。

第二種奨学金に採用された場合、第二種奨学金の1カ月分の金額を貸与終了後に日本学生支援機構に返還する必要がある。在学定期採用申請の際に期間保証制度を選択している場合には、申請時に希望した奨学金貸与額と採用後の奨学金振込額が異なるため、後日、大学から残額の返済を求められる。第二種奨学金に採用されなかった場合は、採用前貸与を受けた額を京都大学に返済する必要があるとしている。

京都大学を目指す人は、京都大学の入試傾向や受験勉強のポイント、おすすめの予備校を紹介した記事も読んで、参考にしていただきたい。

[関連リンク]

日本学生支援機構第二種奨学金 大学による奨学金相当額の採用前貸与について _ 京都大学