学習計画を達成できるのは約2割と少数派――達成の鍵は「モチベーション維持」と「時間への意識」

東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営するナガセは2021年8月12日、6月実施の「全国統一高校生テスト」を受験した8万5312人の高校生に対する独自アンケート調査の結果を発表した。それによると、立てた学習計画を達成できるのは約2割と少数派であり、学習計画を達成する鍵はモチベーション維持と時間を意識した計画立案にあることが分かったという。

同調査では、高校1年生の69%、高校2年生の71.5%、高校3年生の76.4%が学習計画を立てると回答した。このことから、学年が上がるにつれて学習計画を立てる高校生が増えていくことが分かる。

しかし、学習計画を立てる人が多数派である一方で、学習計画を立てると回答した人のうち「達成できる」と回答した人の割合は、高校1年生では22.8%、高校2年生では20.1%、高校3年生では23.8%。いずれの学年も2割程度にとどまった。

学習計画を立てる際に困ることとしては、高校1年生の52.1%、高校2年生の54.6%、高校3年生の56.8%が「計画を立てた後にモチベーションを保つ自信がない」と回答しており、いずれの学年でも最も多かった。

今回のアンケート調査では、計画を立てて学習量を達成できるグループと、計画を立てるが学習量を達成できないグループを比較した。その結果、前者の方が後者よりも「計画を立てた後にモチベーションを保つ自信がない」と回答した人の割合が12.2ポイント低いことが分かった。

一方、前者の方が後者よりも「部活や課外授業との両立が難しく、時間が確保できない」と回答した人の割合が9.1ポイント高かった。これらのことから、ナガセは「時間が限られているということを理解し、学習時間を確保し実現可能な学習計画を立案するからこそ、その計画を達成できると考えることができる」と分析している。

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