新興出版社啓林館は2022年1月12日、小学生から中学生までの子を持つ保護者を対象に実施した「子どもが社会人になるために必要な力」に関する調査の結果を発表した。子どもたちに教えたい、これからの社会人に必要だと思うこととして、5割以上の保護者が「コミュニケーション力」を挙げていたという。
同社は2021年12月1日から2日にかけて、小学生から中学生までの子を持つ保護者を対象に、「これからの社会人に必要だと思うこと」「子どもに身につけさせたいこと」などについて、インターネットでのアンケート調査を実施。1009人の有効回答を得た。
同調査の結果によると、子どもたちに教えたい、これからの社会人に必要だと思うこととして、56.2%の保護者が「コミュニケーション力」を挙げていた。以下、「自分の意見を持てる力」が35.5%、「自分の意見を人に伝えられる力」が33.5%、「新しいことに挑戦する力」が27.5%、「新しいアイデアを生み出せる力」が25.8%と続いている。
具体的な保護者の声としては、コミュニケーション能力や周囲との協調性を身につけることと、自分の意志を持って挑戦しやり遂げる力をあわせ持ってほしいという意見が多かった。また、デジタルデバイスの活用や多様性に関する知識・考え方など、現代社会では看過できない能力の必要性を重視する保護者も少なくなかった。
大学受験でもコミュニケーション力が必要な場面もある。予備校を選ぶにあたって、比較すべきポイントをまとめた予備校の選び方も読んで、必要な対策ができる予備校を選んでほしい。
[関連リンク]
「予測困難な社会」を生き抜くために未来の社会人に求められる力とは?保護者の◯割が身につけてほしい“力”が明らかに!|株式会社 新興出版社啓林館のプレスリリース