札幌学院大学、スカラシップ特待生の授業料を4年間で最大300万円免除

札幌学院大学は2022年1月17日、一般入学試験と大学入学共通テスト利用入学試験において実施するスカラシップ入試に合格した「スカラシップ特待生」の授業料を、4年間で最大300万円免除することを発表した。

同大学は、1946年の開学時に多くの勤労学生が在学していたことから、「学生の経済的負担の軽減」の理念を掲げている。他大学と比べて低学費であることを守り続け、文系の私立大学としては数少ない授業料負担の少ない大学として認知されている。

同大学のスカラシップ入試は、同大学で学びたい学生をサポートする経済支援制度の1つとして、2018年度から導入された制度。2022年度のスカラシップ特待生は初年度授業料の全額免除を受けられる上、入学後も学業成績が一定の基準に達していれば、最長4年間、最大300万円の授業料免除を受けられる。

一般スカラシップ入学試験(A日程)の出願期間は1月7日から24日まで、B日程の出願期間は2月1日から25日までとなっている。A日程の試験は2月3日および4日に同大学および旭川、北見、帯広、釧路、室蘭、函館、青森、盛岡、東京の各会場、B日程の試験は3月8日に同大学および旭川、青森の各会場で実施される。

大学入学共通テスト利用スカラシップ入学試験のA日程の出願期間は1月7日から31日まで、B日程の出願期間は2月1日から28日までとなっている。同大学個別の学力試験は行われない。

なお、総合型選抜や学校推薦型選抜で合格し、同大学への入学手続きが完了している人も、検定料無料でスカラシップ入試に挑戦できる。

このほか、同大学は通常入試においても規定以上の得点で合格すれば授業料の半額免除を受けられる「成績優秀者奨学金制度」を設けている。同制度には定員がなく、2022年度の入学生は入学後の成績が基準に達していれば、最長4年間、最大150万円の授業料免除を受けられる。

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