京大の特色入試で定員割れの学部・学科が過去最多に 「京大研究室」まとめ

京都合格を目指す受験生のための総合情報サイト「京大研究室」(運営・SAPIX YOZEMI GROUP)は2022年6月2日、22年度の京大「特色入試」の状況分析結果を公表した。前年度に比べ志願者と合格者が減少し、定員に達しなかった学部・学科は過去最多となった。

同サイトによると、22年度特色入試への志願者は、募集人員145人に対し494人。17年度以来、5年ぶりに500人を割り込んだ。また、法学部後期日程を除いた最終合格者は95人で、倍率は5.2倍だった。前年度の入試に比べ、志願者は57人、合格者は23人減少した。

志願者が大幅に減少したことについて同サイトは、「コロナ禍により課外活動などの制限が長期にわたり、出願をあきらめる受験生が多くなったのでは」としている。

また、最終合格者も過去最多の118人だった前年より大きく減少し、導入初年度の16年度に次いで少なかった。理学部の数理科学入試では初めて合格者が募集人員を下回り、定員割れするなど、定員割れの学部・学科数は過去最多となった。

なお、定員に達したのは、総合人間学部、理学部生物科学学科、工学部物理工学科、農学部地域環境工学科の4学部のみ。なかでも農学部食品生物科学科は、前年度に続き2年連続で合格者が0人で、受験生にとっては総じて狭き門となった。

京都大学で唯一、後期日程でも受験が可能な法学部後期日程の22年度の志願者は360人と前年度よりやや減少したが、倍率は16.4倍と高倍率だった。ただ、実際の受験者数は志願者に比べて少なく、受験者に対する合格者の倍率は2.3倍と、特色入試の導入以降最も低かった。

なお、京都大学では、2023年度特色入試から、選抜方式の変更や募集定員の増加を予定しており、同サイトでも詳しく紹介している。

[関連リンク]

京大研究室「2022京大入試状況『特色入試』」

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