英検、準2級と2級の間に新たな級を導入――従来型・S-CBTともに2025年度からの開始目指す

日本英語検定協会は2023年9月29日、実用英語技能検定(英検)の準2級と2級の間に新たな級を導入し、従来型の英検、英検S-CBTともに2025年度からの開始を目指すことを発表した。

英検はこれまで、高校1年生で準2級、高校卒業時に2級の取得を目標としたレベル設定をしてきた。しかし、受験者を指導する先生や受験者となる生徒からは「準2級と2級の間には高い壁がある」との声が寄せられていた。

また、受験者のデータから、5級から準2級までは各級の合格までに要する期間がおよそ1年間であるのに対し、準2級合格者が2級に合格するまでに約2年かかっていることが明らかになった。

そこで、外国語の習得レベルを評価する国際指標であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の「Independent User(自立した言語使用者)」に確実に近づきつつあることを証明して学習者の意欲や自信を高めるために、準2級と2級の間に新たな級を導入することとした。

新たな級を新設して準2級と2級のギャップを埋め、学習者に身近な目標と小さな成功体験の機会を提供し、学習者のモチベーションの維持・向上を図るという。また、「高校生の学び」に寄り添い、高校2年生にふさわしい英語力が身につけられていることを客観的に示す狙いがある。

新設級は2500点を満点とし、合格スコアは準2級の合格スコアである1728点から2級の合格スコアである1980点までの間になる見込みとなっている。

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英検に新設級(準2級と2級の間)導入のお知らせ~2025年度より開始予定~