関西大学、ビジネスデータサイエンス学部設置に向け、吹田みらいキャンパスを開設

関西大学は2023年10月11日、大阪府吹田市に「吹田みらいキャンパス」を開設した。同大学としては5つ目のキャンパスで、文理融合型の「ビジネスデータサイエンス学部(構想中)」の2025年4月開設に向けて、準備を進める。

新キャンパスは吹田市山田南にあった武田薬品工業の研修施設の跡地で、大学は2023年3月に土地約7万5000平方メートルと、建物延べ約2万7000平方メートルを購入した。今後、既存の施設を生かしながら、学舎のほか国際学生寮の開設や運動施設の整備などを進めていく。

新国際学生寮「関西大学グローバルハウス」は2024年4月開設の予定で、244室すべてが個室。国内・海外の学生に安心で快適な生活空間を提供する。大学では、性別を問わないオールジェンダー対応ユニットとする予定で、「人種や性別、価値観などが異なる多様な人々と、互いの違いや考え方を認め合い、社会をより良くしていくために必要な力を養う」としている。

新キャンパスに2025年4月に新設予定の「ビジネスデータサイエンス学部」は入学定員350人の予定。ビジネスとデータサイエンスを体系的に学び、生きたデータを用いて生きたスキルを身につけ、「考動力」を高める教育を展開する。「新時代において混沌を突破し、闊歩できる人材を育成する」としている。

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