高校生の1か月あたりの読書をする頻度、約6割が「ほぼ読書はしない」――スタディチェーン調査

「人は変われる!を証明する。」をスローガンに、子供から大人まで勉強を頑張る人を応援する情報を届けるメディア「スタディチェーン」は、2024年8月1日、2024年度現役高校生の「読書に対する意識調査」の結果を発表した。それによると、1か月あたりの読書をする頻度は学年を問わず、「ほぼ読書はしない」が約6割に上った。

同メディアは、2024年6月9日から2024年7月5日にかけて、高校生を対象に1か月あたりの読書をする頻度および時間を調べるインターネット調査を実施。450人の有効回答を得た。

同調査の結果によると、高校生全体の1か月あたりの読書をする頻度は、「ほぼ読書はしない」が60.8%で最多だった。以下、「3時間未満1時間以上」が21.8%、「5時間未満3時間以上」が13.9%、「5時間以上」が2.3%と続いている。

学年別に見ると、高校1年生の1か月あたりの読書をする頻度は「ほぼ読書はしない」が61.9%で最多。以下、「3時間未満1時間以上」が26.1%、「5時間未満3時間以上」が8.7%、「5時間以上」が3.3%と続いている。

高校2年生の1か月あたりの読書をする頻度も、「ほぼ読書はしない」が61.8%で最多だった。以下、「3時間未満1時間以上」と「5時間未満3時間以上」が17.8%、「5時間以上」が2.6%と続いている。

高校3年生の1か月あたりの読書をする頻度も1・2年生と同様の結果が出ており、「ほぼ読書はしない」が58.8%で最多だった。以下、「3時間未満1時間以上」が24.8%、「5時間未満3時間以上」が15.3%、「5時間以上」が1.1%と続いている。

[関連リンク]

現役高校生の「読書に対する意識調査」2024年度 – スタディチェーン