【神奈川大学】2026年度から入試制度を刷新|多様な選抜方式と支援策を展開

神奈川大学は、2026年度入試より、「NEW試!(ニューシ)」と銘打った新入試制度を導入する。

年内入試を抜本的に見直した結果、AO入試を廃止し、公募制推薦入試の一部を残す。その代わりに、2025年10月・11月に実施する総合型選抜において、「総合評価型」と「適性検査型」の2方式を新設する。なお、いずれの方式も学校長の推薦書は不要。

10月に実施する「総合評価型」では、評定平均値のみを出願条件とする。筆記試験(文系は小論文、理系は数学または理科)、面接、書類審査で合否を評価する仕組みだ。

一方、11月実施の「適性検査型」では、数学または国語、英語の基本的な学力が問われる適性検査、書類、評定平均によって選抜を行なう。英語の外部試験を利用できるうえに、他大学や複数学科の併願も可能とする。

出願料の軽減策として、2併願目から入学検定料が「0円」になる割引制度も導入する予定だ。対象は「同一試験日の併願が可能」な場合で、総合型選抜(適性検査型)、一般入試(全学統一型)、大学入学共通テスト利用入試が該当する。

神奈川大学の伝統である「給費生試験」も、同年の12月に実施される。給費生制度とは、返還不要の奨学金制度であり、4年間で最大920万円が支給されるもの。加えて、自宅外から通学する学生には、年額70万円×4年間の「生活援助金」も支給される。

各試験の詳細は、「NEW試!」の特設サイトを確認できる。

関連リンク

神奈川大学入試情報サイト

入学試験制度等の主な変更点(2026年度)

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