立正大学が第1志望の人におすすめの塾・予備校3選! 入試制度や対策も解説

立正大学は、1580年に設立された私立大学です。日蓮宗僧侶の教育機関を起源としており、校名も日蓮の『立正安国論』に由来しています。社会的ミッションとして「『正しき』を立て、国や社会、人々の安寧・和平の実現のために尽くす」と掲げている大学です。

立正大学では、東京都品川区に位置し、通学はもちろんフィールドワークや就職活動にも便利なロケーションを誇る「品川キャンパス」と、埼玉県熊谷市に位置し、広大な敷地と自然に囲まれて落ち着いた環境で学問に没頭できる「熊谷キャンパス」の2つのキャンパスを構え、多様な学びの場を提供しています。

また、仏教学部、文学部、経済学部、経営学部、法学部、心理学部、社会福祉学部、地球環境科学部、データサイエンス学部の9学部を有しているのも特徴です。多岐にわたる学問領域を網羅して、予測不可能な時代を生き抜く「モラリスト×エキスパート」を育成するための特色ある教育を行っています。

このように魅力ある環境と充実した教育を提供してくれる立正大学に入学したいと考えてはいるものの、どのように入試対策を進めていけば良いのかがよくわからずに困っているという人は少なくないでしょう。

そこで今回は、立正大学の入試制度、偏差値・難易度と入試対策のポイントについて解説した上で、立正大学を目指す人におすすめの塾・予備校を3つ紹介します。

立正大学の入試制度

立正大学の主な入試制度としては、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」「大学入学共通テスト利用選抜」の4つが挙げられます。

総合型選抜・アドミッション・ポリシーを理解し、
 一定の条件を満たせば誰でも挑戦できる
・高等学校などにおける活動の成果や
 その取り組み過程を評価する「活動評価型」、
 学部の学びの分野に関する課題に取り組む「探究実践型」、
 書類審査や小論文、面接などで合否を判定する
 「総合評価型」などの多様な選抜方式がある
学校推薦型選抜・学校長からの推薦を受けることで挑戦できる
・「公募制推薦選抜」と「指定校制推薦選抜」がある
・書類審査や小論文、面接によって合否を判定する
一般選抜・立正大学独自の個別試験が課される
・「R方式」「2月試験(前期)」「2月試験(後期)」
 「3月試験」の4方式がある
・3教科受験で、学部によって3教科もしくは
 高得点2教科で合否を判定する
・「2月試験(前期)」にデータサイエンス学部へ
 出願する場合は、大学入学共通テスト1教科と
 立正大学独自の個別試験2教科で合否を判定する
 「共通テスト併用型」に挑戦できる
大学入学共通テスト利用選抜・大学入学共通テストのみで合否が判定される
・立正大学独自の個別試験は課されない
・「前期」「後期」の2日程があり、
 2~3教科・2~4科目の試験が課される

※受験の際には、必ず当該年度の「入学試験要項」を確認してください。

立正大学の難易度と入試対策のポイント

東進のデータによると、立正大学の偏差値は53~58です。ほとんどの学部・学科が横並びとなっていますが、中でも比較的狙い目と言える学部・学科としては、データサイエンス学部 データサイエンス学科が挙げられます。

偏差値のみを見れば、立正大学の難易度は私立大学の中では中堅~上位レベルと判断できます。立正大学合格をつかみたいと強く望むのであれば、できるだけ早いうちからコツコツと受験対策を進めていくことをおすすめします。

立正大学独自の個別試験が課される入試に挑戦する場合には、基礎学力の徹底が求められます。まずは、教科書準拠の問題集に取り組んで教科書レベルの知識はしっかりとマスターしてください。基礎固めが済んだら、過去問を繰り返し解きましょう。過去問の出題傾向を押さえることで、得点力アップにつながります。

大学入学共通テストを利用する場合には、得点率6~7割以上を目指しましょう。過去問や予想問題に取り組んだり、模試に挑戦したりして、本番に通用する実践力を磨き上げてください。

立正大学を目指す学生におすすめの塾・予備校

最短ルートで立正大学合格をつかみ取りたいと考えているのであれば、立正大学の入試に精通しており、対策のノウハウを持っている塾・予備校に通うことをおすすめします。

立正大学を目指す学生は、ぜひ、以下の3つの塾・予備校をチェックしてみてください。

東進ハイスクール・東進衛星予備校

東進ハイスクール・東進衛星予備校(以下、東進)は、全国に約1000もの校舎を展開している大手予備校です。日本に存在するすべての国公立大学・私立大学の入試対策を網羅しており、毎年多くの生徒を志望大学現役合格に導いています。もちろん、立正大学も例外ではありません。

東進の魅力は、豊富な講座数とカスタマイズ性にあります。東進の講座は他に類を見ないほど多様である上、レベルも12段階に細分化されており、生徒一人ひとりの実力や志望大学に応じた学習を可能にしています。立正大学のように多岐にわたる学問領域を持つ大学を目指す人にとって、個別のニーズに応じて講座を選べる点は大きなメリットとなるでしょう。

中でも、東進が持つ最先端技術と指導ノウハウの結晶とも言える「過去問演習講座」や「志望校別単元ジャンル演習講座」は要チェックです。

「過去問演習講座」では、10年分相当の大学入学共通テストと、直近5年分の立正大学の過去問の演習や採点指導を受けられます。入試問題の傾向を把握し、頻出テーマを重点的に学習できるため、効率的に実践力を磨けます。

「志望校別単元ジャンル演習講座」では、生徒の学習履歴と東進が持つビッグデータをAIで分析し、最適な演習セットを提案してもらえます。自分の弱点を的確に補強していけるため、合格に向けて確実に歩を進められるでしょう。

武田塾

武田塾は、新進気鋭の個別指導塾です。2006年に開塾して以来、破竹の勢いで全国に進出し、日本各地の大学に合格者を送り出しています。立正大学の入試対策にも強く、ほぼ毎年合格者を輩出しています。

武田塾の最大の特徴は、「授業をしない」という方針です。生徒が自分のペースで学習を進めることにより、自主的に学習する力や、自分で考えて理解して問題を解決する力が培われます。

また、武田塾では生徒一人ひとりに合わせてカスタマイズされた学習プランを作成してもらえます。現在の成績や得意・苦手科目を分析し、志望校合格までに必要な参考書や取り組む順番を個別に設定してもらえるため、無理なく効率的に学習を進められるでしょう。

さらに、武田塾は復習に重点を置いており、「エビングハウスの忘却曲線」に基づいた復習法を採用しています。学習した内容を忘れる前に復習することで記憶の定着を図り、確実に実力を伸ばせるはずです。

プールダック

プールダックは、東京都と神奈川県で展開する地域密着型の学習塾です。全国展開している塾・予備校と比べると小規模ではありますが、毎年多くの生徒を志望大学合格に導いています。立正大学にも毎年合格者を送り出していることから、受験対策のノウハウをしっかりと蓄えていると言えそうです。

プールダックでは、1クラス6人以下の少人数制クラスと、完全1対1の個別指導の2つのスタイルを提供しています。

少人数制クラスでは、講師が生徒一人ひとりに細かく目を配り、生徒のやる気を引き出す指導が行われます。また、各生徒が「わかった」と実感できるまで粘り強くサポートしてもらえるため、理解度が深まり、確実に学力向上が図れるでしょう。

個別指導では、一般的な個別指導とは異なり、講師が毎回変わることがないため、切れ目のない効果的な指導を受けられます。学力やニーズに応じて、カスタマイズも可能です。授業内容や進行速度もその都度調整してもらえるため、自分のペースに合わせた学習ができ、効率的に志望校合格を目指せます。

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