満足度の高い学生生活や就職につながる大学選びとは ディスコが学生に意識調査

進学情報サイト「キャリタス進学」などを運営するディスコは、2022年3月14日、同年3月に卒業予定の大学4年生らを対象とした、大学進学に関する意識調査の結果を公表した。調査結果からは、満足度の高い大学生活や就職先選びに結びつく要因が見えてきたという。

調査対象は、就職先が決まった2022年3月卒業予定の大学4年生と、大学院修士課程(理系)2年生。2021年12月15日~24日の間、インターネットを通じて調査を行い、822人から回答があった。内訳は文系男子232人、文系女子268人、理系男子223人、理系女子99人。

調査では入学した大学への満足度や就職先への満足度などを調査。大学や就職先を選ぶときの行動や意識と、満足度の関係を分析した。

大学への満足度を「90%以上」と回答した学生は37.3%で、「70~80%以上」とあわせると81.5%。全体的に、入学した大学への満足度は高いことが分かった。

受験先の大学を選ぶ際の行動では、入学した大学に満足している学生ほど「大学ホームページを見た」「偏差値を調べた」「大学案内パンフレットを見た」「オープンキャンパスに参加した」といった行動を取ったという回答率が高く、進学先について情報収集をした学生ほど満足度が高いことが分かった。たとえば、満足度90%以上の学生の71%が「大学ホームページを見た」と回答したのに対し、満足度70%未満の学生では58.6%にとどまり、10ポイント以上の開きがあった。

また、大学への満足度を「90%以上」と回答したグループでは、就職先への満足度も平均90.4%と高く、大学生活の満⾜度と就職先の満足度は関連性が高いことがわかった。

大学進学後の学業への取り組みも就職先への満足度との関連性が高く、「学業にかなり力を入れてきた」と回答したグループでは、41.7%の学生が就職先への満足度を「100%」と回答。平均も87.6%と高かった。

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