駿台予備学校の料金は？現役生と高卒生の料金体系を徹底解説！

難関大学の受験を考えているのであれば、駿台予備学校への入学を検討しない手はないでしょう。

駿台予備学校は、「第一志望は、ゆずれない。」をキャッチコピーとし、質の高い学習指導・サポートを行っています。毎年のように多くの難関大学合格者を輩出しており、中でも、東京大学の合格実績は随一です。

しかし、駿台予備学校に通いたいと思っても、料金に納得できなければ通うことは難しいでしょう。

そこで今回は、駿台予備学校の特徴を紹介した上で、現役生と高卒生の料金体系についてそれぞれ解説します。駿台予備学校の料金について詳しく知りたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

駿台予備学校ってどんなところ？

駿台予備学校は、北海道・宮城県・東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県・愛知県・静岡県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・広島県・福岡県に37の校舎を構えています。

駿台予備学校は全国に展開してはいるものの、他の大手予備校と比べると、校舎数は決して多いとは言えません。

しかし、2021年度には以下の合格者を輩出。特に国立大学においては、他の予備校の追随を許さない合格実績を誇っています。ただし、下記の合格者数は駿台グループ関連法人の在籍生および講習受講生の集計で、現役生と浪人生の両方を含みます。

• 東京大学：1474人
• 京都大学：1432人
• 早稲田大学：3738人
• 慶応義塾大学：2887人
• 国公立大学医学部医学科：1656人
• 私立大学医学部医学科：2123人

※一人で複数の大学・学部・学科に合格している場合は、それぞれ合格者として計上

駿台予備学校は、対象者別に2つのクラスを設けています。現役での志望大学合格を目指す高校生のためのクラスが「高校生クラス」、志望大学合格を目指す浪人生のためのクラスが、「高卒（浪人生）クラス」です。

「高校生クラス」では、以下のように4つのレベルの講座があり、それぞれ授業構成が異なります。

• 「選抜」：東京大学・京都大学・医学部志望者向け
• 「難関」：東京工業大学、大阪大学を始めとした難関国公立大学・早慶上智志望者向け
• 「標準」：国公立大学・GMARCH・関関同立志望者向け
• 「基礎」：国公立大学・私立大学志望者向け

一方、「高卒（浪人生）クラス」では、「EX東大文系演習」「EX東大理系演習」「EX京大医系」など、志望大学・学部系統・レベル別に60以上のコースが設けられているのが特徴です。自身の目標・レベルに合わせた学習指導・サポートを受けられます。また、「高校生クラス」「高卒（浪人生）クラス」のいずれにおいても、オンラインで受講できる講座・コースが設置されています。

駿台予備校の料金体系は？

駿台予備校の料金体系は、「高校生クラス」と「高卒（浪人生）クラス」とで異なります。以下より、「高校生クラス」と「高卒（浪人生）クラス」の料金体系について、それぞれ解説します。

※紹介する料金は2022年3月時点の情報に基づくものであり、価格表示はすべて税込です。

高校生クラスの場合

「高校生クラス」は、受講する講座ごとに年間授業料を支払うシステムとなっています。

関東エリアにおける高校3年生対象の英語の志望大学特化型講座の料金は、下表のとおりです。

また、オンライン講座の料金は、下表のようになっています。なお、オンライン講座の授業料は、全国一律です。

教材費も、授業料に含まれていますが、一部有料の副教材を使用する場合があります。また、別途、年間5万2800円（月額4400円）のシステム・サポート料がかかる点に注意しましょう。

なお、「高校生クラス」に入学する場合、入学金3万円を納入する必要があります。ただし、無料のWEB会員登録を行えば、入学金を半額にできます。

高卒（浪人生）クラスの場合

「高卒（浪人生）クラス」は、選んだコースに応じて年間授業料を支払うシステムです。

各コースの料金は、下表のようになっています。

〈国公立（文系）対策コース〉

〈私立（文系）対策コース〉

〈国公立（理系）対策コース〉

〈私立（理系）対策コース〉

〈国公立（医系）対策コース〉

〈私立（医系）対策コース〉

各コース、「共通テスト対策強化」「個別指導プラス」といった「プラスカリキュラム」が用意されています。「共通テスト対策強化」は3万円、「個別指導プラス」は年間80万円・半期48万8000円でカスタマイズ可能です。

なお、「高卒（浪人生）クラス」に入学する場合、入学金10万円を納入する必要があります。ただし、無料のWEB会員登録を行えば、入学金を半額にできます。

駿台予備校以外も検討している方は、予備校の平均的な費用、予備校の費用のチェックポイントの記事もご覧ください。