個別指導学習塾の明光義塾を全国展開する明光ネットワークジャパンは、2024年5月16日、「高校生の志望校選びに関する実態調査」の結果を発表した。それによると、志望校を選ぶ際、子どもは「設置学部」を重視している一方で、保護者は「学費」を重視する傾向があり、子と親で温度差があったという。
同社は2024年4月8日から22日にかけて、高校生の子どもを持つ全国の保護者を対象に、志望校選びで重視していることや、子どもの志望校と自分が子どもに進学を望む大学にギャップを感じるかなどを調べるインターネット調査を実施。800人の有効回答を得た。
同調査の結果によると、進学を希望している子どもが志望校選びで重視していることは、「設置学部」が33.2%で最多だった。以下、「偏差値」が29.6%、「卒業後の進路」が20.5%と続いていた。一方、進学を希望している子どもを持つ保護者が志望校選びで重視していることは、「学費」が30.3%で最多だった。以下、「卒業後の進路」が27.3%、「利便性」が20.1%と続いていた。
なお、子どもの回答と保護者の回答とでは、「設置学部」については14.5ポイント、「学費」については23.3ポイントと大きな差があった。また、子どもの志望校を把握している保護者に対して子どもの志望校と保護者が望む志望校にギャップを感じているか質問したところ、34.2%が「ギャップを感じる」と回答していた。
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