「第15回科学の甲子園」全国大会を茨城県つくばで開催|都道府県選考は秋に実施

科学技術振興機構(JST)は、理科・数学・情報分野に秀でた高校生が競技を通じて技術力や発想力を競い合う「第15回科学の甲子園全国大会」の詳細を発表した。日程は2026年3月20日(金・祝)~23日(月)の4日間、会場は茨城県つくば市の「つくば国際会議場」および「つくばカピオ」となっている。

全国大会への出場校は、都道府県選考を勝ち抜いた代表校で構成される。

都道府県選考は、2025年6月~12月に実施する。都道府県選考は、各都道府県教育委員会が主催しており、問題内容や構成、難易度は都道府県によって異なるので注意が必要だ。

都道府県選考と全国大会の本戦では、「筆記競技」と「実技競技」を実施する。

筆記競技では6人で1チームになり、理科、数学、情報の知識を総合的に活用する問題が出題される。一方の実技競技では、3~4人を1チームとし、ものづくりの力やコミュニケーション能力を活かして課題の解決能力を競う。

最終的な成績は両競技の総合得点によって決まり、優勝チームには文部科学大臣賞が授与されるほか、上位チームにも表彰が行われる。

なお、大会の概要や選考方法、過去問題例などの情報は、JST公式サイトを確認すること。

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