埼玉大学は、2026年度以降に授業料の改定を検討していることを明らかにした。
同大学は、昨今の社会環境の変化、および教育研究活動の継続に対応する機能強化に取り組んでいる。授業料を値上げすることで、教育内容や学生のサポート体制、経済的支援策など、学業に専念できる環境を構築する。
授業料改定の最終決定は、2025年10月上旬をめどに実施する予定だ。最終決定に基づく施行時期、支援措置等の詳細が明らかになる見通しである。
現時点における値上げの検討案は以下のとおり。
<令和8年4月以降>
学部(学士課程)入学者
現行:535,800円
改定後:642,960円【107,160円増(標準額の20%増)】
経済学部夜間主コース
現行:267,900円
改定後:321,480円【53,580円増(標準額の20%増)】
(※三年次編入生は学年進行と合わせて令和10年4月以降に適用予定)
<令和9年4月以降>
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程、博士後期課程)入学者
現行:535,800円
改定後:642,960円【107,160円増(標準額の20%増)】
なお、授業料の値上げは新入生を対象とし、在籍中の学生に授業料の変更はない。