参考書よりアプリの時代が来る? 英語の学習方法、「英語学習アプリ」が2位

マイボイスコムが2020年3月2日に発表した英語教育に関するアンケート調査によって、「参考書、教科書」(31.8%)に次いで「英語学習アプリやWebサイト、ソフトウェア」(23.4%)を使って英語を学習する人が多いことが明らかになった。

同社は2020年2月1日から5日にかけ、「英語の学習状況」「英語の学習方法」などを調べるインターネット調査を実施。1万246件の回答を得た。また、現在、学校の授業以外で自主的に英語を学習している人の割合は、全体の6.7%にとどまった。

ただし、10~30代男性と10~20代女性に限ると、自主的に「英語を学習している」人の割合はそれぞれ10%台に上っており、比較的高かった。

「英語を学習している」10~20代に英語学習をしている理由を聞くと、「今後英語を使う仕事に就きたい、海外や外資系企業で働きたい」と回答した割合が高い傾向があったという。

さらに、「英語を学習している」人の学習方法を調べると、「参考書、教科書など」が31.8%でトップとなっているが、次点として「英語学習アプリやWebサイト、ソフトウェア」が23.4%を占めていることも判明した。

3位以下には、「英語で、映画やテレビ番組・海外ドラマなどを視聴」(22.8%)、「ラジオの英語講座」(22.5%)などが続いた。

場所を選ばずに英語を学ぶことができる「英語学習アプリやWebサイト、ソフトウェア」の需要は今後も伸び、サービスの質もますます向上していくと考えられる。「英語学習アプリやWebサイト、ソフトウェア」による英語学習が「参考書、教科書など」を利用しての英語学習よりも一般的になる日は、そう遠くないかもしれない。

国際化が進む現代では、基礎的な英語力が必須となっている。アプリや参考書だけでは英語の成績が伸びないという人は、英語が伸びる塾・予備校を紹介した記事も読んで、英語の勉強法を探す際の参考にしてほしい。

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