偏差値65以上の難関大に合格した子の88.1%が実践――「メタ認知」を活用した勉強方法とは

ベネッセ教育総合研究所と東京大学社会科学研究所の共同調査によって、自分の学習状況を客観的に認識する力、「メタ認知」を持つことで学習効果が上昇することが明らかになった。

両者は2015年から毎年、小学1年生から高校3年生までの親子2万1000組に対して、追跡調査を実施。この中で、2018年3月に高校を卒業した子ども703人の高校3年間の追跡データを分析したところ、成績が上昇した子どもは「何が分かっていないか確かめながら勉強する」などの勉強方法(メタ認知的方略)を継続的に活用しているか、活用するようになったことを突き止めた。

成績変化が「ずっと上位」の子どもがメタ認知的方略を継続的に活用している割合は69.9%。活用していなかったが、するようになった割合は10.5%。成績変化が「下位→上位・中位に上昇」した子どもがメタ認知的方略を継続的に活用している割合は49.5%。活用していなかったが、するようになった割合は18.8%だった。

また、4月から大学に進学する子どもについて、進学予定の大学の偏差値別にこれまでの勉強方法を分析。偏差値65以上の大学に進学する子どもは、 「何が分かっていないか確かめながら勉強する」というメタ認知的方略を継続的に活用している比率が88.1%と非常に高いことも判明した。

毎日何時間も勉強をがんばっているのにもかかわらず、なかなか成績が伸びないと悩んでいる人は、メタ認知的方略を実践してみてはいかがだろうか。

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