文部科学省は2020年4月8日、大学の学部や学科、大学院などの新設認可などを求める申請について、本年3月末になされたものを公表した。
新しい学部の設置を申請したのは、福島県立医科大学と和歌山県立医科大学の公立2校、日本医療大学や群馬医療福祉大学をはじめとする私立15校の計17校だ。うち、12校が保健科学部や薬学部、医療福祉学部などの医療・福祉関係の学部設置を申請している。
また、日本医療大学や東北文教大学といった私立6校が学部の学科の設置を、新潟産業大学と広島都市学園大学の私立2校が通信教育課程の開設を申請している。
一方、大学院の設置については、公立の長野大学大学院と、岩手保健医療大学大学院をはじめとする私立8校の計9校が申請中。大学院の研究科の設置についても、社会情報大学院大学をはじめとする私立9校が申請中だ。
なお、専攻設置または課程を変更するものについては、神奈川県立保健福祉大学大学院をはじめとする公立3校、北翔大学大学院をはじめとする私立10校の計13校が申請している。
どの大学も劇的な変化を続ける社会のニーズに応えようと尽力している。申請が承認されることを願いたい。
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