生命科学トップ100に東大、京大、理研、阪大がランクイン――Nature Index 2019年 分野別ランキング

総合科学ジャーナル『Nature』の出版社などを傘下に持つSpringer Natureが2019年6月、論文に対する評価で世界の研究機関を格付けした「Nature Index」の年間ランキングとともに、分野ごとのランキングを公開した。

生命科学(ライフサイエンス)分野の上位100位以内に、日本の研究機関が4つランクインした。東京大学(31位)、京都大学(59位)、理化学研究所(64位)、大阪大学(85位)となっている。

2018年には京都大学 高等研究院副院長・特別教授の本庶佑氏が、アメリカの免疫学者ジェームズ・アリソン氏とともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。受賞理由は、免疫抑制の阻害によるがん療法の発見だった。

また、成熟した細胞を多能性を持つ細胞へと初期化できることを発見したとして、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授も著名だ。京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)の所長を務めている。

世界のトップ3は前年に引き続き、ハーバード大学、アメリカ国立衛生研究所、スタンフォード大学となっている。

Nature Indexが追跡している82の主要ジャーナルに、2018年1~12月に掲載された生命科学論文への貢献度で測られる。

具体的には、Fractional count(FC)と呼ばれる、ある論文に対する各共著者の相対的貢献度を考慮に入れて計算した数値によって順位づけがされている。例えば、10人の共著者がいる論文の場合、各共著者はそれぞれ0.1分のFCを割り振られる。

分野ごとの研究機関のランキングを紹介してきたが、塾・予備校の大学ごとの合格実績を比較してランキング形式で紹介しているページも参照し、大学選びの参考にしていただきたい。

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2019 tables: Institutions