厚生労働省は2020年3月24日、「第105回薬剤師国家試験」の合格状況を発表した。それによると、合格率が最も高かったのは97.5%の金沢大学だった。次いで、92.52%の名城大学、91.49%の広島大学、90%の九州大学、89.52%の静岡県立大学が続いた。
第105回薬剤師国家試験全体の合格率は69.58%であり、ここ5年で最も低かった。6年制新卒の合格率は84.78%で、前回と比べ0.72ポイント減少。6年制既卒の合格率は42.67%で、こちらも前回と比べ0.4ポイント減少した。
男女別合格率は、男性が67.33%、女性が71.06%。設置主体別の合格率は、国立大学が84.88%、公立大学が85.56%、私立大学が68.54%だった。
いつから予備校に通い始めたかについてアンケートをとった結果をまとめた記事も読んで、早めの受験対策に取り組んでいただきたい。