2026年2月18日、洗足こども短期大学は2027(令和9)年度以降の学生募集を停止すると発表した。2026年4月入学生の受け入れをもって新規募集を終了する。
同短大は神奈川県川崎市に所在する私立短期大学で、幼児教育保育科は1965(昭和40)年の開設以来、60年にわたり幼児教育・保育分野の人材を育成してきた。これまでに1万人を超える卒業生を送り出し、多くが幼稚園教諭や保育士として現場で活躍している。
18歳人口の減少や4年制大学志向の高まりを背景に、全国的に短期大学志願者が大幅に減少している。同短大でも例外ではなく、志願者および入学者の減少が続いていた。
この状況を踏まえて今後の運営について慎重に検討を重ねた結果、学生の募集継続は困難と判断した。
2026年度入学生を含む在学生に対しては、卒業まで教育および進路支援に全力で取り組むとしている。また、卒業生への学籍簿管理、各種証明書発行などの支援体制も継続する方針だ。
これまで短期大学は「保育士の養成機関」という役割を担ってきた。しかし、2027年度までに約50校の短期大学が学生の募集停止を計画しており、保育士不足が懸念されている。
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