高校生は休校期間をどう過ごしている? 約7割が1日の勉強時間は2時間以下

新型コロナウイルスの影響による休校期間に「高校生はどう過ごしているのか」について調べたアンケート調査の結果を、全国47都道府県の女子高生・男子高生ネットワーク「高校生ラボ★47」を運営するエイチジェイが2020年4月28日に発表した。 

同調査では最初に、「現在通っている学校は休校中ですか?」と質問。それに対して、97.5%の回答者が「はい」と回答した。にもかかわらず、次に「オンラインでの授業を実施中または実施予定ですか?」と質問を投げたところ、「はい」と答えた回答者は30%にとどまった。

 この結果から、休校期間中の主な勉強は自主学習であることが推察できる。しかし、1日の勉強時間について問うた質問には40.8%が「1~2時間」と回答。「全くしていない」という回答も28.4%に上り、学習時間が十分とは言い難い高校生が多いことが明らかになった。

 なお、現状のままでは良くないと考えている高校生は少なくない模様。「自宅学習について不安に思うことはありますか」という質問には、「自分での進め方がわからない」「受験勉強がうまく進められなくて不安」「他の子がどのくらい進んでいるかわからないので差がついていそう」と自宅での学習についての不安を漏らす回答が見られた。

 自宅で過ごす時間が大幅に増えた高校生たちの時間の使い道はインターネットだ。「インターネットの使用時間・頻度は増えましたか?」との質問には97.5%が「はい」と回答。「オンラインで何の使用時間が一番増えましたか?」「おうち時間は主に何をして過ごしていますか?」との質問に対する回答では、いずれもInstagram、YouTube、TikTokが上位3位を占めたという。

高校生の休校期間の過ごし方を紹介したが、高校生が予備校に通い始める時期を調査した結果も見て、有意義に過ごすための参考にしていただきたい。

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新型コロナウイルスの影響による休校期間、高校生はどう過ごしている? 97.5%がインターネット使用頻度/時間が増加、70%が1日の勉強時間は2時間以下と回答