世界標準のWeb入試コンソーシアム「TAO」、京都先端科学大学が新たに参画

世界標準のWeb入試コンソーシアム「The Admissions Office(TAO)」に、京都先端科学大学が参画することが決定した。2020年の外国人学生入試から、TAOで志願者を募集する。国内では、当初から利用している芝浦工業大学、奨学金申請で活用を始めている総合研究大学院大学に続き、3大学目となる。

TAOは、学生が一つのフォームで複数の大学に出願できるシステム。今後、海外の大学への普及も推進される見込み。参画大学が増えると、受験生は同じプラットフォームで国境を越えて大学に出願できるようになる。

現在、世界の大学では「オンラインアプリケーション」というシステムを使って、入試プロセスをオンライン化している。一方で、日本では大学ごとに志願方法が異なり、時には書面郵送が必要など、非常に手間がかかり複雑だ。

TAOは日本独自の入試方法にも対応した世界標準のオンラインアプリケーションだ。そのため、グローバル対応のシステムでありながら、日本の大学の実務事情に合った運用ができる。それにより、国内の学生の入試はもちろん、海外の学生の募集にも役立つ。

今後、TAOは他大学とも連携してフォームの共通化が進み、アジアの大学のための入試コンソーシアムが形成される見通しだ。

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