文部科学省は2020年8月25日、令和2年度の学校基本調査(速報値)を公表した。それによると、大学学部の女子学生数が過去最多を更新したという。
同調査は、学校教育行政に必要な学校に関する基本的事項を明らかにするため、文部科学省が毎年実施しているものだ。
今年度の調査結果によると、2020年5月1日時点で大学学部に在籍する学生は、前年から1万5000人多い262万4000人。そのうち女子学生の数は、学生全体の45.5%を占める119万4000人で、過去最多だった。
しかし、科目等履修生や聴講生などの学生は、前年から大幅に減り3万2000人だった。新型コロナウイルスの影響で大学の休校が続いた結果、聴講生の募集などが少なくなったことが理由として考えられるという。
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