中高生の約9割「勉強計画は立てるべき」――実際に立てている学生は半数以下

コクヨは2020年8月27日、全国の中高生を対象に実施した「勉強に関するアンケート」の調査結果を発表した。それによると、半数以上の学生が勉強計画を上手く立てられていないという。

同社は2020年6月25日~26日にかけて、日本全国の中高生を対象にWEBアンケート調査を実施し、824人の回答を得た。同調査では、「勉強計画」「ノートの取り方」「暗記法」について質問している。

勉強計画については、91.4%の学生が「立てるべきだと思う」と回答した。それにも関わらず、「自分は勉強計画を立てることができている」という人は46%に留まり、半数以上の学生が上手く勉強計画を立てられていないことが分かった。

勉強計画を「立てられていないと思う理由」について尋ねたところ、最も多い回答が「計画を立ててもその通りに実行できないから」だった。このことから、計画を立てること自体よりも、計画を実行に移す段階でつまづく学生が多いことが明らかになった。

一方、ノートの取り方については、65.4%の人が「自分は効率的にノートを取ることができている」と回答。多くの学生が、ノート作りに自信を持って取り組んでいることが伺える。

「暗記」についても、54.7%の学生が「自分は効率的に暗記をすることができている」と回答。意欲的に取り組んでいる様子が見られる。

計画を立てるのが苦手な場合、塾や予備校でサポートを受けるという手もある。高校生が予備校に通い始める時期や体験談を紹介した記事も読んで、予備校を検討する際の参考にしていただけるとありがたい。

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