オープンキャンパスで実際に大学を訪ねたい! コロナ禍での大学選びに不安の声――マイナビ調査

マイナビは2021年2月4日、同社が運営する進学情報サイト「マイナビ進学」で高校1~3年生を対象に実施した「高校生進路選択状況アンケート」の調査結果を公表した。

同調査では、「コロナ禍における進路選択で不安に感じていること」を尋ねたところ、高校1・2年生を含む全体の64.2%が「志望校のオープンキャンパスやイベントに参加できない」ことだと回答した。

高校3年生に限ると、33.8%が「学習時間が足りない」、25%が「学習できる環境やコンテンツが足りない」と回答した。このことから、休校措置による授業の遅れや学習塾での勉強方法の変化、校内自習室の閉鎖・中止など、受験勉強が思うように進まない状況に不安を抱いていることがうかがえる。

一方、本調査では高校3年生に対し、オープンキャンパスの参加方法として、「実際に学校に行くオープンキャンパス」と「WEBで開催するオープンキャンパス」のどちらが良いかを聞いた。すると、87.8%が「実際に行くオープンキャンパス」だと回答し、「WEBで開催するオープンキャンパス」と答えたのはわずか12.2%だった。

高校3年生に「外出を自粛する中、進学先を探す上で有効だと感じたツール」についても問うたところ、32.5%が「学校のホームページの情報」、29%が「学校のパンフレットを取り寄せて読む」と回答したという。

高校生が予備校に通う時期について、体験談や目指す大学のタイプをもとに紹介した記事も読んで、予備校選びの参考にしていただきたい。

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