グローバルスタディ海外留学センターを運営する全研本社は2021年2月10日、「アメリカ大学奨学金プログラム」の第31期生として、30人を追加募集すると発表した。同プログラムを利用すれば、2021年の秋学期(8月下旬)からアメリカの大学・学部課程に、返済不要の奨学金を受け取りながら留学できる。
アメリカ大学奨学金プログラムは、返済不要の奨学金を支給するアメリカの4年制大学と、アメリカの大学へ留学したい学生を結び付けるプログラムだ。通常の授業料、滞在費、食費の50%以上を支給する大学もあり、経済的な負担を軽減しながら現地で学ぶことができる。
2004年の募集開始以来、1200人を超える日本人学生が同プログラムを利用してアメリカの大学へ留学した。コロナ禍の今も、2020年8月に出立した29期生21人、2021年1月に出立した30期生19人がアメリカへ渡っている。
今回追加募集するのは、2021年秋学期(8月下旬)から現地で学ぶ第31期生だ。対象者は2021年8月までに高校を卒業した者、または卒業見込みの者とその保護者で、募集人数は30人となる。
2021年2月16日~3月13日にオンライン個人面談を実施し、3月15日~31日が必要書類の提出期間となる。その後、4月1日~15日に奨学金支給大学が決定する予定だ。英語力の基準を満たさなかった者は、4月1日~7月31日にかけて、事前英語研修を修了する必要がある。
なお、2月15日~3月6日にオンライン説明会を実施する予定だ。毎週月・木・金曜日に個別説明会を、2月20日(土)・27日(土)・3月6日(土)にグループ説明会を開催する。参加費用は無料で、参加対象は2021年8月までに高校を卒業した者、または卒業見込みの者とその保護者だ。2022年以降の留学希望者も参加できる。
詳細は同センターWEBサイトで確認してほしい。
アメリカへ留学をする人に向けた奨学金制度について紹介してきたが、受験にも多くの費用がかかる。予備校にかかる平均費用を算出した記事も読んで、資金計画の参考にしていただきたい。