慶應義塾大学は2021年7月6日、データサイエンス教育プログラム「DEEP(Data-driven Economics and Econometrics Programme)」を2022年度に創設すると発表した。
同大学によると、ビッグデータの急速な蓄積と利用の広がりや、機械学習など新たな分析手法の登場により、経済研究の現場でデータサイエンスの知識と技能の活用が求められている。DEEPが創設されることになったのは、こうした新しい経済研究の流れに対応できるDX人材を育てるためだという。
DEEPでは、経済学部生がデータサイエンスの基礎と経済分析への応用を体系的に学ぶ。そのカリキュラムは、1・2年生が対象の「データサイエンスの基盤となる数学と統計学を学ぶコア科目」、3・4年生が対象の「高度なデータサイエンスの手法と応用を学ぶリサーチ科目」「データサイエンスの実践を学ぶPBL科目」といった三つの科目群で構成される予定だ。
必要単位数の取得後、学習の集大成としてデータサイエンスを活用した成果物を提出した学生には、修了証が授与されるという。
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