第一志望合格者の9割以上が受験勉強中に「絶望」を経験 武田塾が調査

学習塾「武田塾」を展開しているA.verは2024年2月2日、第一志望の大学に合格した国公立大学生の9割以上が受験勉強中に不安や焦りなど「絶望」に近い感情を経験したとの調査結果を公表した。受験生らはさらに勉強に励んだり、リラックスしたりすることで絶望を乗り越えていたという。

本調査は、共通テストを受けて第一志望の大学に合格した国公立大学生を対象に実施。2024年1月17日から19日まで、インターネットを通じて調査し、110人から回答を得た。

調査結果によると、受験勉強の中で不安や焦りといった絶望に近い感情を抱えたことがあるかを尋ねたところ、最も多かったのが「何度もある」の46.5%で、「数回程度ある」が41.8%、「一度だけある」が2.7%で、9割以上の受験生が「ある」と回答した。

絶望に近い感情を抱えた時期については「高校3年生秋(9~11月)」が62.0%と最も多く、次いで「受験直前期(12~2月)」が52.0%、「高校3年生夏休み(7~8月)」が38.0%と続いた。

また、絶望に近い感情を乗り越えた方法については、「勉強の手を止めない」が51.2%と最も多く、「心身ともにリラックスさせること」48.8%、「誰かに相談すること」45.0%を挙げる受験生も多かった。

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武田塾

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