国立大学協会は2021年7月5日、国立大学2022年度入学者選抜実施要領の改訂版を公表した。それによると、新型コロナウイルス感染症などに感染した入学志願者の受験機会を確保するため、一般選抜では前期日程と後期日程の追試験を実施するという。
実施要領の改訂版では、2022年度一般選抜の前期日程は2022年2月25日を第1日として実施し、後期日程は3月12日以降に開始するとしている。各大学・学部への出願期間は改定前は1月24日〜2月2日までとしていたが、1月24日〜2月4日までに延長するとした。
前期日程の合格者は3月6日〜3月10日までに発表し、3月15日を入学手続締切期日とする。後期日程の合格者は3月20日〜3月23日までに発表し、3月26日を入学手続締切期日にするという。
前期日程と後期日程の追試験は、3月22日を第1日として実施する予定だ。追試験の合格発表は3月26日以降に行い、3月30日までを入学手続締切期日とする。
一つの国立大学に入学手続きを完了した場合、他の国立大学への入学手続きは原則認められないが、2022年度に限り、前期日程と後期日程の追試験の合格者はこれが認められるという。
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