学習塾「武田塾」を全国に展開している株式会社A.verは2023年3月17日、私大受験生の後悔に関する意識調査の結果を発表した。それによると、7割以上が「後悔あり」と回答し、その理由として「勉強時間が少なかった」「勉強を始める時期が遅かった」などを挙げていた。
同社は、2023年2月22日から3月1日にかけて、2022年度に偏差値50以上の4年制私立大学を一般受験した高校3年生102人を対象として、私立大学受験の勉強方法や受験生活の後悔などを調べるインターネット調査を実施した。
同調査によると、私立大学受験の勉強方法は、「市販の参考書や問題集を中心とした自主学習」が63.7%で最多だった。以下、「学校で配布された教科書や資料を中心とした自主学習」が61.8%、「学習塾や予備校の活用」が51.0%と続いている。
「受験生活を振り返り、後悔(思い残したこと)はありますか」という質問に対しては、23.5%が「かなりある」、47.1%が「ややある」、18.6%が「あまりない」、7.8%が「全くない」と回答していた。
受験生活の後悔が「かなりある」「ややある」と回答した人が挙げた理由は、「勉強時間が少なかった」が69.4%でトップだった。以下、「受験勉強を始める時期が遅かった」が62.5%、「苦手分野を放置してしまった」が41.7%と続いている。
受験生活で後悔を残す私大受験生が多いことが分かった。後悔しないためにも、予備校ごとに各大学の合格率を比較したページも参考に、予備校の利用を検討していただきたい。