2022年4月から「周南公立大学」になる徳山大学、出願倍率が大幅アップ――一般選抜Ⅰ期9.4倍、大学入学共通テスト利用選抜Ⅰ期19.6倍

2022年4月から「周南公立大学」として公立化される徳山大学は2022年2月4日、2022年度一般選抜Ⅰ期および大学入学共通テスト利用選抜Ⅰ期の確定出願状況を公表した。それによると、一般選抜Ⅰ期の出願倍率は9.4倍、大学入学共通テスト利用選抜Ⅰ期の出願倍率は19.6倍となっており、昨年度を大幅に上回る数値となった。

山口県周南市にある私立大学である徳山大学は1971年、旧徳山市から土地および建築費と経常経費の提供を受け、公設民営の大学として設立された。2022年4月からは地域の持続的発展と価値創造のための「成長エンジン」となるための第一歩として、公立化および「周南公立大学」への名称変更が行われる。なお、2022年度入学者選抜は、徳山大学として私立型で実施している。

一般選抜Ⅰ期の出願倍率の学部ごとの内訳は 、経済学部現代経済学科で15.0倍、経済学部ビジネス戦略学科で6.7倍、福祉情報学部人間コミュニケーション学科で9.2倍。

また、大学入学共通テスト利用選抜Ⅰ期の出願倍率の学部ごとの内訳は、経済学部現代経済学科で22.8倍、経済学部ビジネス戦略学科で17.7倍、福祉情報学部人間コミュニケーション学科で19.0倍となっている。

2021年度入学選抜における一般選抜Ⅰ期では経済学部現代経済学科の1.4倍、大学入学共通テスト利用選抜Ⅰ期では経済学部現代経済学科の1.7倍(A方式)が最高値であったことに照らせば、大幅な倍率アップとなった。

「周南公立大学」として公立となる徳山大学の入試制度を紹介したが、ほとんどの大学で取り入れられている共通テストの概要や対策方法も参考に、受験勉強に励んでいただきたい。

[関連リンク]

2022入試特設サイト _ 入試情報 _ 徳山大学(周南公立大学)