「法と正義の資料館」「大学史資料館」を開設 中央大学が4月1日から一般公開

中央大学は2024年4月1日、多摩キャンパスの「炎の塔」2階に、「法と正義の資料館」と「大学史資料館」の2つの資料館を開設する。同大学では初めての資料館で、一般にも公開する。オープンに先立ち、大学は3月1日、「資料館公式ウェブサイト」を開設した。

「法と正義の資料館」は、法と正義、人権尊重の重要性を後世に伝えることを目的に、卒業生の寄付によって開設される。常設展示では、法と正義の理念を歴史的、理論的にパネルや映像などを使って紹介。企画展示では、基本的人権の擁護や法と正義の実現のために奮闘した歴史的な人物に焦点を当て、業績などを取り上げていく。

「大学史資料館」では、「中央大学百年史」の編纂などのために収集してきた大学の歴史や文化に関する資料などを展示。在学生の自校史教育にも活用し、大学の歴史や伝統を社会に広く発信することを目指す。常設展示で、大学が創立されて以来の歩みを、校舎の移転に合わせて紹介。企画展では大学の歴史の中でも、特徴的な側面をとらえて取り上げていく。

資料館は4月1日から一般に無料で公開され、開館時間は午前10時から午後5時。休館日は日曜・祝日となっている。

また、資料館公式ウェブサイトでは、資料館の概要や企画展情報、イベント情報、資料館に関する解説動画などを発信していく。今後は高校生向け教育プログラムの実施なども検討している。

[関連リンク]

中央大学法と正義の資料館、中央大学大学史資料館  2024年4月、多摩キャンパス「炎の塔」2階に2つの資料館が同時開館
中央大学法と正義の資料館
中央大学大学史資料館

[関連記事]