2022年入試で英語外部検定を利用したのは424大学 旺文社まとめ

旺文社教育情報センターは、 2022年2月25日、 2022年の大学入試における英語外部検定の利用状況についてまとめた入試分析をWebサイトで公表した。外部検定を利用したのは424校で、全大学の55.6%。2015年以降、7年連続で増え続けている。

旺文社教育情報センターのまとめによると、2022年に外部検定を利用した大学は424校。このうち一般選抜で利用したのは243校で31.9%、総合・推薦型では379校で49.7%。大学入試での外部検定利用が始まったのは2015年からだが、毎年増加しつづけている。

国公私立大別に見ると、国立大は前年と同じで一般選抜16校、総合・推薦型48校、公立大学は一般選抜で1校増の5校、総合・推薦型は2校増の31校だった。私立大学は一般選抜で8校増えて222校に、総合・推薦型は11校増えて300校となった。

採用された外部検定をみると、最も多かったのは英検で、毎年ほとんどの大学で利用できる。次に多いのがGTEC CBTで、8割以上の大学が採用。3番目は一般選抜がTEAP、総合・推薦型がGTEC検定版だった。

外部検定の利用目的は、一般選抜では得点換算が最も多く、総合・推薦型では出願資格に盛り込んでいる大学が多かった。最低限必要とされる検定レベルでは、英検で準2級~2級以上としている大学が一般選抜で約70%、総合・推薦型で約65%だった。

多くの大学が英語外部検定を利用するようになっている。英語外部検定での大学受験を考えている受験生は、英語に強いおすすめ予備校・塾は?の記事も読んでほしい。

[関連リンク]

外部検定利用入試 2022 年は 424 大学! (PDF)