公益財団法人孫正義育英財団は2022年12月23日、高い志と異能を持つ若手人材に仲間と交流できる施設・機会を提供し、さらに希望者には支援金を給付する第7期支援人材を2023年1月17日から3月1日まで募集することを発表した。
同財団は、高い志と異能を持つ若手人材に自らの才能を開花できる環境を提供し、人類の未来に貢献することを目的として2016年に設立。2022年12月時点で8歳から29歳までの合計194人を財団生として認定している。
2022年は、同財団副代表理事である山中伸弥京都大学iPS細胞研究所名誉所長/教授の講演をはじめ、オンライン・オフラインのイベントを40件開催。施設利用やイベントなどを通じ、より幅広い年齢、分野、国で活躍する財団生がそれぞれの知識や見解を共有することで学びを深めている。
この度は、応募時点で25歳以下、かつ「分野は問わず、国際大会または全国大会規模のコンテストで優秀な成績を収めている」「国際的に通用する資格を保有、または団体に所属している」「学業や研究活動において、明らかに秀でた成績や成果を収めている」といった5つの応募資格のいずれかを満たす人を対象として、2023年1月17日から3月1日まで募集する。
今回は35人程度を財団生として認定し、希望者には進学・留学に必要な学費および生活費、研究を行うにあたって発生する費用および必要な生活費、企業や社会活動の準備にあたって発生する費用、学会に参加するための旅費交通費、学習・研究開発のためのパソコン購入費などの支援金を給付する。
2023年1月23日には、志望者向けオンライン説明会が開催される。説明会には、同財団ホームページから事前登録をすることで参加できる。
孫正義育英財団による支援を見てきましたが、費用を抑えた受験生活を送るために、安い費用で予備校に通う方法を紹介した記事も読んで、参考にしていただきたい。