2022年度の国公立大医学部の実質倍率を公開 最高は高知大学の7.0倍

SAPIX YOZEMI GROUPが運営する医学部を目指す受験生のための総合情報サイト「医学部研究室」が2022年6月15日、同年度の国公立大学医学部の入試結果まとめを公表した。実質倍率が最も高かったのは、高知大学の地域枠(前期日程)で7.0倍だった。

同サイトでは毎年、各大学医学部の前期日程・後期日程の結果について、受験者数や合格者数、実質倍率などを集計して公表している。

22年度の前期日程では、全国で1万1935人が医学部を受験。3741人が合格し、実質倍率は3.2倍だった。

大学別に見ると、実質倍率が最も高かったのは高知大学(地域枠)で、7.0倍。ついで、島根大学の6.1倍、筑波大学(地域枠全国)の6.0倍が続いた。このほか、岐阜大学(5.9倍)、広島大学(同)、愛媛大学(5.6倍)、奈良県立医科大学(5.3倍)となった。

後期日程の受験者は全国で1158人。合格者は423人で、実質倍率は2.7倍だった。

実質倍率は、山形大学の5.4倍が最も高く、ついで秋田大学(秋田県地域枠)の5.3倍、浜松医科大学(地域枠)の5.0倍となった。

同サイトでは23年度の医学部受験に向けて、入試の変更点なども随時掲載。今後、正式に募集要項が公表されれば、募集人員や入試科目、配点など選抜方法を一覧形式で掲載していく。

医学部入学を目指している人は、医学部受験に最適な予備校の選び方やおすすめの予備校についての記事も読んでみてほしい。

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2022年度 国公立大学入試結果