「複数の教育サービスを併用して良かった」と考える保護者が約6割 エンライク調査

オンライン受験指導サービス「じゅけラボ予備校」を運営するエンライクは2022年8月22日、子供が中高校生のときに教育サービスを併用していた保護者に対して実施したアンケートの結果を公表した。複数の教育サービスを「併用して良かった」「成果が出た」と考えている保護者は6割以上にのぼった。

アンケートは、 インターネット上で実施。 対象は、子供が中学生または高校生のときに、塾や予備校・家庭教師・通信教育などの教育サービスを併用していた保護者で、事前調査で「教育サービスを併用していたことがある」と回答した45〜61歳の男女717人から回答を得た。なお、子供が高校時代に教育サービスを併用していた保護者は397人だった。

子供が高校時代に教育サービスを併用していた保護者に、どのような組み合わせで教育サービスを併用していたのか聞いたところ、「集団・講義形式の塾・予備校と個別指導形式の塾・予備校」と回答した人が最も多く37.3%。次いで、「集団形式・講義形式の塾・予備校と、通信教育またはオンライン学習サービス」が17.9%だった。一方、最も少なかったのは「家庭教師と通信教育またはオンライン学習サービス」で、2.5%に留まった。

また、教育サービスの併用を開始した時期は、「高校に入学する前から」が40.1%で最多。次いで、「高1の1学期から」が11.8%、「高1の夏休みから」が8.3%と続いており、多くの人が早い段階から併用を始めていたことが分かった。

さらに、「教育サービスを併用してどうでしたか?」という質問に対しては、65.4%が「併用して良かった」と回答。 「併用して成果が出た」と感じている人は61.7% 、「併用して変化があった」と感じている人は59.0%だった。

また、併用する場合に許容できる費用について聞いたところ、「3万円以上5万円未満」が34.0%と最も多く、次いで「2万円以上3万円未満」が21.7%となった。なお、「10万円以上」と回答した保護者は4.3%に留まった。

同社では「集団塾(予備校)は比較的費用が安いものの、一人一人に合わせた指導をしてもらえないため、プラスアルファの学習が必要と感じている人が多いようだ」としたうえで、「教育サービスを併用する場合、組み合わせによっては月額費用が2倍以上になることがあり、成果が出るかどうか、どちらも使いこなせるかどうかを慎重に見極める必要がある」とアドバイスしている。

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株式会社エンライク 教育サービスを併用して良かった、変化があった、成果が出た人の割合が約60%

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