北里大と東京都市大が連携協定を締結 学術研究、学生・教職員の交流などで相互協力

北里大学と東京都市大学は2023年4月1日、学術研究や学生・教職員の連携に関する協定を締結し、4月14日に北里大学で調印式を行った。

連携協定によると、両大学は大学双方の理念を尊重のうえ、教育・研究・社会貢献に関わる諸活動について連携・協力を推進。相互の発展とわが国の学術、産業の進展、人材育成に寄与していくとしている。

連携事項としては、①学術研究に関すること②学生の交流に関すること③教職員の交流に関すること④地域社会の発展に関すること⑤国内外の機関などとの連携に関することの5項目を挙げている。その他、両大学が必要と認める事項についても協力していく。

北里大学は「近代日本医学の父」と呼ばれる北里柴三郎を学祖と仰ぐ、生命科学の総合大学。「いのちを尊び、生命の真理を探究し、実学の精神をもって社会に貢献する」を理念に、教育・研究・医療の発展に努めている。神奈川県相模原市のキャンパスを中心に8つの学部を設置し、現在約8700人の学生らが学んでいる。

東京都市大学は「工業教育の理想」を求める学生たちが中心となって1929年に創設された。「公正・自由・自治」を建学の精神とし、現在は東京都世田谷区と神奈川県横浜市の2キャンパスに8学部18学科を設置。約7900人の学生らが学んでいる。

世界的な細菌学者である北里柴三郎を学祖とする北里大学について、難易度や出題傾向を解説した記事も参考にしていただきたい。

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