東洋大学と埼玉大学、包括連携協定を締結

埼玉大学は2024年9月18日、東洋大学と包括連携協定を締結したことを発表した。

同協定は、教育、研究、地域貢献、産学官金連携の各方面にわたって広く協力し、理工系女子育成の強化を目指した体制づくりや、共同利用による研究施設の有効活用により社会への貢献に寄与することを目的とするもの。両校あわせて1200人を超える研究者の専門知識と経験を活かし、多様な分野での融合研究の推進によって、世界が直面する多くの課題への貢献を目指す。

また、埼玉大学と東洋大学川越・朝霞キャンパスの地理的利点を生かし、埼玉県の女性研究者と技術者が活躍する場の提供や、理系女子の育成をサポートするなど、埼玉県の多様性の推進や、施設の共同利用などを通じ、日本から世界に向けた教育・研究交流の促進を図る。

具体的には、東洋大学の「朝霞研究機器共同利用センター」「バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター」と埼玉大学の「研究機構科学分析支援センター」の共同利用、「彩の国女性研究者・技術者ネットワーク」の強化、「理工系の豊かなイメージと多様な未来を!彩の国・理工系進路選択エンカレッジプログラム」の共同実施などが計画されている。

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本学と東洋大学が包括連携協定を締結しました-理系女子をエンパワーメントし、「彩の国 埼玉県」を活性化します-

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