日本で開発されたプログラミング言語「Ruby(ルビー)」を使った自作のプログラムを競う「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト」が2023年7月15日、作品募集を開始した。ゲーム部門とWebアプリ・IoT部門があり、Rubyを使って1年以内に作成した自作のプログラムであれば、テーマは自由。締め切りは10月1日となっている。
本コンテストは「プログラミングを学び、自分でコンピュータを動かしたときの感動や作った作品を発表する体験を通し、新しい世界への興味や関心を呼び起こし、将来への夢を育んでほしい」と、2011年から毎年行われており、今回が13回目となる。
対象は生年月日が2005年4月2日以降の中学生や高校生の個人または団体。「ゲーム部門」、「Webアプリ・IoT部門」ともに、Rubyを使ったオリジナルのプログラムで、各部門最大3点まで応募できる。Rubyの特性を生かしたプログラムの優秀性のほか、プログラミングの楽しさ、発想の面白さや工夫が感じられるかが審査のポイントとなる。
作品は2023年11月上旬に一次審査を行った後、12月9日に最終審査会を開催する。最終審査会では、応募者本人によるプレゼンテーションをもとに審査を行い、最優秀賞や部門賞など受賞作を決定する。審査委員長はRubyを開発したRubyアソシエーション理事長のまつもとゆきひろ氏が務める。
詳しい募集要項は、中高生国際Rubyプログラミングコンテストの公式ホームページに掲載されている。