昭和大学がストレスマネジメント研究所を開設 

昭和大学は203年10月1日、東京都品川区にある旗の台キャンパスに「昭和大学ストレスマネジメント研究所」を開設した。ハーバード大学医学部心身医学研究所の協力を得ながら、世界最先端のストレスマネジメント研究を進める。

同研究所は、ストレスマネジメントの推進に貢献する研究・教育・実践を行う活動拠点となるとともに、最先端の研究を通して、ストレス低減による疾病予防や重症化予防等のエビデンスの構築を目指す。

所長の中尾睦宏教授は、ハーバード大学医学部心身医学研究所の研究員および常勤講師として、ストレスマネジメント・プログラムの研究・教育・実践に従事した経験がある。中尾教授は現在も同研究所の客員研究員としてストレスに関する共同研究を続けており、その一環として、同研究所はハーバード大学医学部心身医学研究所のストレスマネジメント・プログラムを、オンラインで導入した。対面プログラムとの相違点や国際的な文化の違いによる課題、費用対効果などを検証し、解明していく。

オンラインプログラムは12月から開始する予定で、「元気な人はますます元気に、ストレスに悩む人はその軽減を図るプログラム」だという。同研究所は「研究を通してストレスマネジメントによる疾病予防と重症化予防の費用対効果を明らかにし、日本におけるセルフケアの推進を目指す」としている。

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昭和大学が旗の台キャンパスに「昭和大学ストレスマネジメント研究所」を開設 — 12月からオンラインによるストレスマネジメント・プログラムを開始予定

昭和大学ストレスマネジメント研究所