関西外大、英語国際学部に「アジア共創学科」を新設予定 2025年4月に

関西外国語大学は2023年12月21日、英語国際学部に「アジア共創学科」を新設すると発表した。開設は2025年4月の予定。具体的な内容は構想中だが、アジアの人々と協調して国際的に活躍できる人材を育成する。同学科が新設されれば、2024年から3年連続の新学科開設となる。

新設される英語国際学部アジア共創学科は入学定員200人。英語をはじめ、アジア言語の実践的な運用能力を学ぶとともに、他の国々の人と多様性を認め合い、柔軟に対応できる国際感覚を備えた人材を育成する。

大学は「アジアが世界の中心となりつつある今、国や文化の違いを超えて、アジアの人々と協調しながらネットワークを築き、グローバルリーダーとして活躍できる人材を育成することは喫緊の課題」だとしており、アジア各国から留学生も受け入れていく。

留学生と学生が共に学ぶことで、歴史や社会、価値観に関する深い知識と教養を有し、それらを基にアジアの相互理解、協働と連帯、共生を実現できる「共創力」を育んでいくとしている。さらに、お互いを尊重しつつ新しい価値を創出しながら、グローバル・アジアの社会課題の解決に寄与し、アジアを起点として世界の平和と持続的発展に貢献できる人材の育成を目指す。

同大学は、2023年4月に国際共生学部国際共生学科、外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科を新設しており、2024年4月には、外国語学部国際日本学科と短期大学部未来キャリア英語学科を新設。2025年に予定通り新学科が開設されれば、3年連続となる。

新学科の開設によって、25年4月から大学4学部8学科1コース、短期大学部2学科、大学院の体制となる。

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2025年4月、英語国際学部に「アジア共創学科」を新設予定(設置構想中)

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