NEXERが運営する日本トレンドリサーチは2024年1月25日、医学部受験予備校 医進の会と共同で実施した「子どもの志望大学を決めたきっかけに関するアンケート」の調査結果を発表した。それによると、2割以上が本来の学力より高めの大学を選んだと回答していた。
同事業は1月13日から16日にかけて、事前調査で「大学に通っている、もしくは過去に大学に通っていた子どもがいる」と回答した全国の男女を対象に、子どもの志望校はどのように決めたか、本来の学力と比べてどれくらいの大学を選んだかなどを調べるインターネット調査を実施。317人の有効回答を得た。
同調査によると、志望校の決め手となったのは「子どもの学力」がトップで79.2%。以下、「学部・学科」が48.6%、「実家からの距離」が26.2%、「大学の知名度」が25.9%、「取得できる資格」「入試方法」がそれぞれ14.2%と続いていた。
また、本来の学力と比べてどのくらいの大学を選んだか尋ねたところ、72.6%が「ちょうどいい大学を選んだ」、21.1%が「本来の学力より高めの大学を選んだ」、6.3%が「本来の学力より低めの大学を選んだ」と回答していた。
「本来の学力より高めの大学を選んだ」理由としては、「できるだけ知名度や偏差値の高い行きたい学校を選んだ」「上昇志向を常に持って望むとあとあとの人生で必ず役立つときが来るから」「本人がその大学に行きたいと言ったので」などの声が寄せられた。
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【子どもの大学どう選ぶ?】2割以上が、本来の学力より高めの大学を選んだ