東進、能登半島地震被災者特別支援制度を設置――入学金および2講座分の授業料免除、東進生宿泊費補助

東進ハイスクール・東進衛星予備校などを運営するナガセは、2024年1月23日、1日に発生した能登半島地震で被災した高校生を支援する被災者特別支援制度を設置したことを発表した。

同社は、石川県内に東金沢校、金沢本町校、金沢有松校、金沢南校、小松駅前校、白山校、松任駅前校、七尾駅前校の8校舎の東進衛星予備校を構えている。

被災者特別支援制度は、被災した高校生の学習環境の復旧、向上の一助とするためのものであり、石川県内の高校生への学習支援と東進生への学習支援の2本柱となっている。

石川県内の高校生への学習支援では、被災した高校生・中学生の東進への入学金(3万3000円)および通期2講座(90分授業×40回分、15万4000円相当)を無料とする。東進の校舎に通学できない高校生は、「東進ハイスクール在宅受講コース」で学習できる。

東進生への学習支援では、避難生活を余儀なくされ、学習環境確保のためにホテルなどに宿泊する東進生に対し、受験生は国立大学の二次試験終了まで、高校2年生以下は2024年2月末まで宿泊費用を補助する。また、2024年度生のうち被災した東進生の通期2講座(90分授業×40回分、15万4000円相当)を無料とする。

同制度には、申込フォームから申し込みできる。申込期限は、3月31日となっている。

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能登半島地震で被災された高校生と保護者の皆様へ

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