文部科学省は2021年5月10日、「2021年度(令和3年度)夏期文部科学省インターンシップ」の参加者の募集を開始した。インターンシップの参加者は、文部科学省、文化庁、スポーツ庁の各局課室で、実際の業務を体験することができるという。
文部科学省インターンシップは、実際の文教・科学行政事務に接する機会を提供し、文教・科学行政事務に対する理解を深めてもらうことを目的としている。平成11年にインターンシップ生の受け入れを開始して以来、令和2年度春期までに受け入れた学生の数は3274人に上る。
インターンシップの参加対象者は、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校、高等専修学校、高等学校、中学校の学生・生徒だ。実施期間は2021年7月26日~9月24日。2週間の「短期コース」と最長9週間までの「長期コース」がある。実施時間は原則、月曜日~金曜日までの連日、10時~18時45分までとなる。
応募書類は、所属する各学校が取りまとめ、 6月11日12時までにメールで文部科学省高等教育局専門教育課に提出する必要がある。選考は、提出された学生調査票をもとに実施され、必要に応じて面接を行う。選考結果は7月2日以降に通知する予定としている。
文部科学省のインターンシップについて紹介してきたが、高校生が予備校に通い始める時期を多角的な視点で紹介した記事も読んで、進路選択の参考にしていただきたい。