1年以内で退塾した人の入塾理由、4人に1人が「仲の良い友人が通っているから」――塾選調査

DeltaXが運営する塾選びサービス「塾選」は、2024年4月30日、退塾に関する調査の結果を発表した。それによると、1年以内で退塾した人の4人に1人が「仲の良い友人が通っているから」という理由で塾を選んでいたという。

同サービスは2024年2月、子どもが「塾をやめた経験」をもつ保護者を対象に、退塾の一番の理由や入塾理由、入塾前のリサーチなどについて調べるインターネット調査を実施。65人の有効回答を得た。

同調査の結果によると、退塾の一番の理由の第1位は「子どもが嫌がるようになったから」で、全体の約27%を占めた。ついで「習い事や部活、学校行事と両立できなくなったから」が約14%で第2位、「学校のテストの点数が上がらなかったから」と「進路を変更したから(受験をやめた、志望校が変わったなど)」の2つが各10%で同率3位となった。

1年以内に退塾した人の入塾理由は、「子どもの仲の良い友人が通っていたから」が約26%で第1位だった。以下、「近くて通いやすそうだったから」が約22%で第2位、「志望校合格の実績があるようだったから」と「受験に関する情報収集やサポートが手厚そうだったから」の2つが各13%で同率3位と続いていた。

また、入塾前に十分なリサーチをしていなかった人の割合は、1年以上塾に通い続けた人では約14%に留まっていたのに対し、1年以内に退塾した人では約43%に上った。

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「仲の良い友人が通っているから」で塾を選ぶのは要注意!1年以内で退塾するのは事前のリサーチ不足が原因?【退塾に関する調査】 _ 株式会社DeltaXのプレスリリース

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