筑波大学、高校生向けに物理・化学の体験学習を開催 申し込みは7/12まで

筑波大学は夏休み中の2024年8月に、理工学群で高校生を対象とした体験学習を開催する。物理学類が8月3日、化学類は8月20日で、いずれも筑波キャンパスで開かれ、参加無料。実験などを通じて大学で学ぶ内容に触れてもらう。

8月3日に開かれるのは理工学群物理学類の「高校生向け体験学習」で、「宇宙の大規模構造」「スーパーコンピュータで解き明かす素粒子の世界」「元素の起源と原子核物理学」「量子力学で探る燃料電池とリチウムイオン電池のしくみ」の4つの講義を受けた後、4つのテーマの中から1つ選んで実験を行う。

実験テーマは「GM計数管による放射線の測定」「電位分布の測定と電場の性質」「光の干渉と回折」「水と固体の比熱」の4つ。希望者は「計算科学研究センター」「プラズマ研究センター」「放射線・アイソトープ地球システム研究センター 応用加速器部門」のうち1センターの見学もできる。

定員50人で、申し込みの締め切り7月12日。定員を超えた場合は抽選となる。

8月20日は、理工学群化学類が「1日体験化学教室」を開催する。化学実験を通して、高校生に化学の楽しさ、不思議さを体験してもらうのが目的で、14の実験・観察テーマの中から1つのテーマを選んで化学の先端知識を学ぶ。

テーマは元素や化学合成、タンパク質の観察、コンピューターなど幅広く、大学の施設なども利用しながら、実際の化学実験や最新の研究成果などに触れられる。

「1日体験化学教室」は定員85人で、申込締切は7月15日。定員を超えた場合は抽選となる。

参加希望者は大学ホームページにある専用フォームから申し込む。

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高校生のための体験学習

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